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著者からのメッセージ

生き物がいる楽しさ豊かさ

   島村 木綿子
(2012年12月発行 会報第8号より)
きっかけは、鴻上さんからの次のようなメールです。
 〈元気ですか? 次の仕事まで10日ほど時間があるので、突発的に、「演技と演出のレッスン」を書き始めました。内容は、「発声と身体のレッスン シリーズ」第二弾として、とらえて、演技を実践的にアプローチするものです。〉との書き出しに、心から快哉を叫びました。
 苦節十年! お待ちしてました。
 これまで多くの読者に恵まれてきた『発声と身体のレッスン 魅力的な「こえ」と「からだ」のために』(二〇〇二年初版)の続篇づくりが、動き出した瞬間です。
 本書は、鴻上さんが長年つちかってきた演劇に関するトレーニングメソッドを伝授することを主眼としています。ですから、構成内容は、基本的に著者に一任です。
 脱稿するまでには約半年の時間を要しましたが、中断をはさみ、実質2か月ほどで書き上げていただきました。その後、レッスンの内容をわかりやすく図示するために必要であるイラストを発注し、コンテンツは申し分なしです。
 そして、三つの課題が残されました??①本文のレイアウトをどう工夫するか? ②装丁は何色を基調とすればよいのか? ③帯の推薦文はどなたに依頼すべきか?
 なかでも一番なやまされたのは①です。わずらわしく思われない程度にできるだけルビをふることを基本とし、5種類以上の書体と5種類以上のインデント(頭下げ)を駆使したうえで、ごちゃごちゃした印象にならないよう、「普通」に見えるように設計したかったからです。
 シリーズ前作からの蛍光色を踏襲して、装丁の色味は蛍光ピンクに決まりました。やはり、「人目を引きつける俳優」になる心得を説いている本ですから。派手目に。
 前作は『声に出して読みたい日本語』の大ヒットにあやかり齋藤孝さんでしたが、今回の帯の推薦は映画監督の堤幸彦さん。〈「もやもや」をすっきりさせる『解』がある。〉と評してくださり、①の骨折りも報われました。

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