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著者からのメッセージ

人類の恩恵を実感し、若い世代に存続を託す

   高橋 揚一
(2004年6月発行 会報第103号より)
 「記号論」の講義を行なうと、受講者から、こんなメッセージが届きます。「これほど身近なことに、今までどうして気を留めなかったのだろう」、「目からうろこが落ちました」、「子供の頃に学んでおきたかった」などの感想です。そこに、もっと若い世代の多くの人々に、生活の中で「記号論」を実感してもらう必要がある、と考える発端がありました。

 日本では多くの場合、「デザイン」には「人目を引く姿かたち」、「記号」には「簡略化されたマーク」といった程度の認識しかありません。しかし、「デザイン」には「記号を表出する人間の行為」、「記号」には「目的を遂行するために、人間の意志と力によって作成された手段」という重要な働きがあります。この働きと日常の認識との食い違いから多くの問題が生じます。人間の意志と力によって作成された「記号」は、自然や宇宙に対する反作用の産物です。それによって、人類は大昔から恩恵を得てきましたが、同時に、今後の人類の存続を危うくする原因ともなっています。

 本書は、高校生や大学生や教師を対象としています。次の目標は、中学生や小学生に理解できるように再構成することです。
みんなで遊ぶと 楽しいね!
デザインと記号の魔力
勁草書房
定価2,100円
高等学校


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